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画像2 アカネ科は世界の熱帯から亜寒帯に500属7000種、日本にはその内の
25属81種あるといわれるが、代表アカネは花も果実も殆んど目立たない。
撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像3 葉腋から伸びた集散花序に直径4ミリほどの薄い黄緑色の花を開く。
撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像4 花冠は5裂して広がり、オシベは5個、短いメシベの花柱は2裂して2個あるように見える。
撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像5 葉は4枚輪生に見えるが、2枚は葉のようになった托葉。 撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像6 葉は長さ5〜6cm、基部はハート型で脈が左右に2本。 撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像7 葉の下面脈上にも下向きの刺がある。撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像8 葉の長さの半分以上ある葉柄にも下向きの刺がある。 撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像9 茎は4角形で角の稜はやはり下向きの刺があり、周囲の草などにひっかかる。
撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像10 花後まだ花盤の残る子房、膨らんで成長し球形の果実になる。
撮影:(2007.10.13 高千穂町) |
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画像11 果実は横幅6ミリ縦 4ミリほどの扁球形、黒く熟して葉の落ちた枝先にぎっしりとつく。 撮影:(2007.11.4 三股町) |
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画像12 果実は液果で2個がくっ付いているのが普通だが、1つのものもある。
撮影:(2007.11.4 三股町) |
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画像13 種子は1個の球に1個あり、直径約3ミリほど。まだ未熟な若い果実。
撮影:(2006.11.4 三股町) |
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画像14 根は黄赤色で 昔は茜染めの染料になった。種子のほかに根茎でも増える。
撮影:(2007.10.27 西米良村) |
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画像15 あかね雲、茜色の空は人によってかなりイメージが違うと思われる。
画像14の根のように黄色が入った赤色(舗装道路のセンターライン
の色っぽい)と認識している場合も多いのではなかろうか。
アカネの根から取った染料で染めた色が茜色で、色見本の3属性で表現
すれば、4R 3.5 /11で表示される色で、ややくすんだ赤で黄みは少ない。
また、私の持っている広辞苑には、茜雲も茜空も出てこないが、大辞林では
「茜雲」に、(朝日や夕日を受けて茜色に照り映える雲)と説明されている。
撮影:(2007.11.10 宮崎市内で写した作者のイメージの茜雲) |
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