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画像2 エゴノキは、枝を横に大きく張り出す性質があり、枝の上側に
広がった葉の下に隠れるようにぎっしりと真っ白い花が葉柄に
ぶら下がってつくので、花は下から見上げるように眺めた時が
一番よく見える。 撮影:(2008.5.31 高千穂町) |
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画像3 道路わき傾斜地、あふれるような花をつけた高さ6〜7m
ほどの樹。まるで満開のソメイヨシノのように見える。
撮影:(2005.5.4 西米良村) |
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画像4 花は1〜4個が長さ3cmほどの葉柄でぶら下がり、5つに深裂した直系約2.5cmの両性花。撮影:(2008.5.31 高千穂町) |
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画像5 オシベは10個、メシベ花柱はオシベより長くて花外に突き出る。深さ5ミリほどのガク先は5浅裂する。
撮影:(2007.5.20 西都市) |
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画像6 互生する葉は5ミリほどの柄を含めて長さ約8cmで先は細く尖る。葉柄は曲がっている。 撮影:(2008.6.28 西米良村) |
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画像7 葉は基部が楔形で、卵形を基本に長さ、幅が変化する。縁の鋸歯はごく浅く疎ら。 撮影:(2008.6.28 西米良村) |
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画像8 葉の下面には若葉時の星状毛が少し残り、脈腋には僅か毛叢が見える。
撮影:(2008.6.28 西米良村) |
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画像9 未だ残る新葉時の枝や葉の下面の星状毛は、成葉時には殆んど取れてしまう。 撮影:(2007.5.20 西都市) |
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画像10 若い樹の樹皮は縦に細い縞模様が出るが滑らかで、均質な材質は器具材や和傘の轆轤に使うという。
撮影:(2005.5.4 西米良村) |
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画像11 若い果実は灰白色、長さ1.3cmほどの卵形で水分が多く、中に種子1個がある。
撮影:(2004.7.17 宮崎市) |
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画像12 若い果実の断面。齧ってみると果皮よりも中の種子の周囲が特に〔えぐみ〕が強く、えぐみとはこのような味かと再確認するほどで、えぐみからエゴノキ(えごのき)になったとの説に納得出来る。
撮影:(2008.6.28 西米良村) |
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画像13 枝は紫褐色で小さな細い縦の条がある。小枝は柔らかく、炭俵の底当材にしたという。
コヤスノキは肥やしの樹で、果実を牛馬に食べさせると太ることからきたともいう説もある。 撮影:((2008.5.31 高千穂町) |
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画像14 枝先でよく見かける虫えいは、[エゴノネコアシ]と呼ばれ、エゴノネコアシアブラムシの幼虫によるもの。
撮影:(2007.8.4 小林市) |
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画像15 長さ3cmほどの袋状になった虫えいがバナナの房状にまとまり、やがて先端が破れて成虫が外へ飛び出す。
撮影:(2007.8.4 小林市) |
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画像16 淡黄緑色の袋を破ってみると中に雌の[エゴノネコアシアブラムシ]
が入っている。虫こぶの中では有翅と無翅の雌だけがいて、秋になると翅の
ある黒っぽい有翅虫が増えて外に飛び出し、イネ科のアシボソで世代交代
しながら時期になると、またエゴノキに 戻って産卵するというサイクルを
繰り返すらしい。 撮影:(2007.8.4 小林市) |
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