FILE NO 239 宮崎と周辺の植物
アブラギリ Aleurites cordata (Thunb.) R. Br. ex Steud.
油桐 トウダイグサ科
撮影日 2003.5.24
撮影地 田野町

 図鑑等では、アブラギリについて、昔相当の利用がされていたと記載されているが、集落の周りを見てもそれほど植えられていたような痕跡が見られないが、宮崎だけだろうか。
 かなり派手な花で花序につく花数も多いし繁殖力もかなりのものだと思うが、この樹について解説した本も多くない。
 中国から輸入した樹とも断定はできないそうだが、中途半端な樹ではある。
画像1 樹形も葉も花も大振りで目立つがあまり注目されない。
画像2 雄花。 画像3 樹形。
画像4 花のアップ。 画像5 葉の上に抜き出て豪壮な花が咲く。
画像6 葉身基部に柄がついた腺が2個。 画像7 筒状の萼は花時には2つに裂ける。
画像8 樹皮の様子。 画像9 葉表基部の腺、葉柄は紅色を帯びて10cm以上。
画像10 果実は堅果で、直径2cm以上ある。 (撮影:2003.8.13場所は同じ) 画像11 中には種子が3個あるが、熟しても裂開しない。(撮影:2003.8.13場所は同じ)
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