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画像2 花は前年枝の葉腋の短い花序につく。
撮影:画像2〜5、10、14(2005.5.15 綾町) |
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画像3 花は直径3cmほどで、5個の白い花弁は皺があって波を打つ。 |
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画像4 ガク、ごく短い花柄には、黄褐色の綿毛が密生する。 |
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画像5 葉腋の蕾と葉柄、枝の刺の様子。 蕾は、初め托葉に似た広い苞に包まれる。 |
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画像6 心形になった葉の基部。葉柄には淡褐色の軟毛が密生している。
撮影:画像6〜9、11(2005.7.23 宮崎市) |
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画像7 葉の上面には細かい皺が多く、針状の刺が疎らに生える。 |
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画像8 葉の下面。この葉の大きさは横22cm、縦17cm、葉柄9cm。脈が目立って隆起する。 |
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画像9 葉下面脈上の棘と、密生した軟毛。 |
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画像10 葉は多様で、心形の基部の程度、葉の幅も横広のもの、縦長のものなど変化が多い。 |
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画像11 托葉は早く落ちてしまうが、羽状に細かく裂ける。軟毛に混じって2ミリほどの針状の刺が散生する。 |
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画像12 果実は集合果で、大きさ2cmほど。
撮影:画像13とも(2005.7.2 綾町) |
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画像13 果実が取れた後には暫く花床が残る。 |
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焙烙について
画像12のイチゴを取った後の画像が画像13ではないが、画像12の赤いイチゴだけをガクがそのまま残るように手で摘み取って、その取ったイチゴを逆さまにして見れば、画像13の花床部分が空洞になって、真ん中が穴あきのイチゴ画像が撮れると思われる。
焙烙は、この穴あきイチゴが、焙烙(鍋)に似ていることから来ているらしいとは、後で気がついたことで、すでにそのときには果実の時期は過ぎていた。来年はその画像を追加したい。
一応戦中生まれに属し、相当に田舎で少年時代を過ごしたが、焙烙(鍋)は見たことがない。
我が家の義母が昔、豆などを炒るのに使っていたという話を聞くと、行基焼ともいって奈良あたりで最初に行基上人が焼かせたものとは、かなり形が変化しているようにも思えるが、それにしても中心部が大きく凹んだイチゴから焙烙を連想するとは、相当に柔軟な発想には違いない。 |
画像14 新葉を広げながら茎下部から枝を
伸ばし、入り組んだ大きな株に成長する。 |
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画像15 ホウロクイチゴの果実(イチゴ)。内部は深くやや広がる。 撮影:2009.5.30 三股町 |
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画像16 クマイチゴの果実(イチゴ)。内部は細くなりつつ深くなる。 撮影:2009.5.30 三股町 |