FILE NO 95 宮崎と周辺の植物
ムラサキミミカキグサ Utricularia yakusimensis Masam.
紫耳掻草 タヌキモ科
撮影日 2003.8.11
撮影場所 県中部

 その名のとおりで花が済んだ後には、萼が小さく上品な耳かき程度の大きさになり、形も耳かきのようになって刮ハを包む。
 花茎には鱗片状の葉が数枚付く。
花の色が紫になっているのは、黄色いミミカキグサとは差をつけたいためだとしても、寄ってくる虫が違うのだろうか。
横から見た花、長い距が見える。 長い歴史の中で、微妙な自然の仕組みを積み
上げてきた知恵には本当に驚かされる。
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