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画像3 花は葉腋から2〜3cmほど伸びた花序から、枝分かれした1.2cmほどの小花柄の先に5深裂した真っ白な花冠を開く。
撮影:(2007.4.15 日向市 ) |
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画像4 開いた花冠は差し渡し1.5cmほど オシベは20〜30本で長短があり、長い方は8ミリほど、メシベは見えにくいがやはり長さ8ミリほどある。
撮影:(2007.4.15 日向市 ) |
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画像5 葉は広披針形の長さ5cmほど、先は尾状に伸びる。無毛の薄い革質で脈は不明確。
撮影:(2007.4.6 日向市 ) |
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画像6 葉の先は尾状に長く漸鋭して先端部は急に鋭く尖るが柔らかくて痛くない。
撮影:(2007.4.6 日向市 ) |
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画像7 葉は目立たない淡緑色だが全周にある鋸歯は、先端が突点となって独特の形で目立つ。
撮影:(2007.4.6 日向市 ) |
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画像8 葉の下面、中央脈は隆起するが側脈数対は陽に透かしてもはっきりしない
撮影:(2007.4.6 日向市 ) |
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画像9 未熟な果実は緑色、先端に5裂したガク片が残る。 撮影:(2001.7.20 高原町) |
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画像10 果実は核果で熟すと紫黒色となる。
長さ8ミリほど。 撮影:(2005.9.3 小林市) |
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画像11 ハイノキの葉は(シロバイ等でも)、しばしば病害虫によると思われる
白っぽいザラザラした斑紋が見られ、まるで葉の表面に灰が降ったように
見えるが、これと灰の木とは無関係のようだ。撮影:(2007.4.15 日向市 ) |
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画像12 周囲が伐採されて孤立した高さ3mほどのハイノキ。
細い枝が横に出て柔らかい感じの樹形になる。
(灰の木)
ハイノキ属の木はその成分に酸化アルミニュームが多く含まれていることから、
染物の技術の発達に伴って発生した媒染剤としての用途が始まった。延喜式
(康保4年:967年)には椿灰、真木灰等の記載があるそうだが、すでにその頃
から椿、沢蓋木、灰の木などの灰は皆良い媒染剤として利用されてきたようだ。
江戸時代初期の文化人として有名な灰屋紹益は、代々藍染めに使う紺灰を扱う
家業で巨大な富を築いた豪商の家を継いで京の町衆として活躍した1人だが、
衣服が豊かになるにつれ灰を扱う仕事がいかに儲かる仕事であったかが分る。
媒染剤としては、枝葉を生のまま燃やして白灰の段階で止めて利用するという。
撮影:(2007.4.6 高原町) |
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画像13 樹林内の高さ50cmほどの幼木、横枝を広げて太陽光を受けている。
撮影:(2007.4.6 高原町) |
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画像14 太さ3cmほどの幹、樹皮は皮目が目立つが比較的滑らかで暗紫褐色。
撮影:(2007.4.6 高原町) |