FILE NO 292 宮崎と周辺の植物
イモカタバミ Oxalis articulata Savigny.
芋傍食 カタバミ科
撮影日 2003.4.22
撮影場所 高原町

  我々の生活の周囲に帰化しているカタバミの類は多くてよく似ているが、よく見てみると花の色、葉の形が違っているので慣れると見分けられる。 イモカタバミは、5裂した淡紅色の花弁の基部だけが濃紅紫色になっている。   
花はムラサキカタバミに似ているが、葯は黄色なので見分けられる。
葉は有毛の3小葉からなり下面には淡黄赤色の小点がある。長い花茎を出して先に多くの花をつける。 塊茎(茎が変化したもの)で増える。
萼片は5個で先端に2個の淡黄赤色の小点が並ぶ。
花は直径1.5cmほどで花弁が5個淡紅色で濃紅色の脈があり、基部は特に濃くなっている。
雄蘂10外側の5個は短く、内側は長くて葯は黄色い。
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