FILE NO 726 宮崎と周辺の植物
カラスノゴマ Corchoropsis tomentosa (Thunb.) Makino
烏の胡麻 アオイ科
 
撮影日 2018.9.28
撮影場所 宮崎市
  関東以西、四国、九州奄美大島まで、朝鮮~中国に分布するという一年草で、宮崎でも畑の脇や道端、山道の」脇などに普通に見られる。
  花は黄一色ながら近くに寄ってみると明るい花弁が良く目立つ。茎は高さ1m近くまでなるが、下部から上部まで多くの枝を横に伸ばして広がるので全体が込み合って見える。
  花は下向きに平開して風に揺れる。和名は小さな種子を烏が食べる胡麻に見立てたというが、誰が考えたのかだろうか、キツネノマゴ科のキツネノマゴをつい連想してしまう。
画像1 枝を四方に伸ばして次々に花を開く株で主茎が見えないほど。
 画像2 林中の山道脇に群生した株。画像1と違って主茎がはっきりしている。
撮影:(2007.9.20 諸塚村)
 
画像3 横枝の葉腋から3.5cmほどの花柄の先に花がついている。花は下垂する。
撮影:(2018.9.28 宮崎市) 
画像4 花が終わって伸び始めた未熟な果実。まだ花柄とほぼ同長で約8ミリ。
 撮影:(2018.9.28 宮崎市) 
 
画像5 花柄の上方にある3個の細い小苞の先に花がつく。長さ約8ミリのガク片の
      先と小苞先端は接するほどの距離を置く。ガク片5は細長いくさび状で多毛。
 撮影:(2018.9.28 宮崎市) 
  
画像6 花は黄色い花弁5個からなり大きさは差し渡し2cmほど、中心部から
   長く伸びた5個は仮オシベ(花粉がついている)で、その基部にある
      10個の細い紐状がオシベ。仮オシベは長さ1cm弱でオシベの約3倍。 
撮影:(2018.9.28 宮崎市) 
 
画像7 5個の仮オシベと10個のオシベ。メシベは仮オシベの基部にあるが見えない。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
画像8 花柄は長さ3.5cmほどで多毛。ガク片は反り返って3個の小苞jに接するようになる。 
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
画像9 葉は卵形で先が尖って基部が円形、大ぶりの鈍い鋸歯がある。
     葉柄は長さ約1.5cm。中には赤くなった葉を見かけることも多い。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
 
 
画像10 (葉の上面)。全体に多毛でアップで見てみると星状毛が密生している。葉柄も星状毛に覆われる。撮影:(2018.9.28 宮崎市)   画像11 葉先は鈍く尖っている。手で触ると柔らかく感じられるほどに葉星状毛が多い。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
 
画像12 (葉の下面)脈が隆起してやや白っぽい。脈は基部で5つに分岐するように見える。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
  画像13 葉下面の星状毛。脈上は特に多くの星状毛が密生している。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
画像14 茎からは多くの横枝が出て小枝を伸ばす。葉は大小の変化が
     多いが枝の基部~先の方まで多少垂れ下がった感じでつく。
撮影:(2018.9.28 宮崎市
 
画像15 主茎は淡緑色で小さな星状毛が密生する。手で触る優しい。小枝も同じ。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
  画像16 主茎を近接撮影した画像。全面がびっしりと星状毛に覆われている。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
 
画像17 メシベ。仮オシベに囲まれた根棒状のメシベ。花弁を取り除いて見えやすくした画像。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
  画像18 未熟な果実。画像17のメシベ(子房)が成長しつつある状態で未だ全面星状毛に覆われている。
撮影:(2018.9.28 宮崎市)
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