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FILE |
NO |
350 |
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キバナチゴユリ |
Disporum lutescens (Maxim.) Koidz. |
黄花稚児百合 |
ユリ科 |
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木漏れ日があたる疎らな照葉樹の林、腐葉土の溜まった傾斜地にひっそりと咲いていたが、まさにこの花はそのようなところでしか見たことがない。
草丈は30cm、周囲に数株がポツンポツンとあり、直ぐそばにエビネが一株、薄暗い林の中は昨年と変わってなかった。 |
県内の西部と北部に自生するが、かなり減っていると思われる。 |
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花はこんな感じで隠れるように遠慮がちに咲く。 |
花柄は1cm程度で稜がある。花被片の基部は少し膨らむ。 |
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花柱はオシベより長く、先は3深裂して外に曲がる。 |
葉は長さ4〜7cm、縁は波打って先は尖る。 |
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花被片6個が離生するが大きく広がることはない。 |
花被片内面下部にある乳頭状突起は見えない。 |
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