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画像3 4裂した小さな萼片は長楕円形で約1ミリ長、花弁は4個で長さ4ミリほどの長楕円形、雄しべは長短不同で6〜8個、花弁より長い。葉にも、萼にもミカン科らしい香りの元になる腺点があるのが大きな特徴。 |
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画像4 画像2の柱頭は1個に見えるが、緑色の子房は4裂しており、それぞれの分体から出た4個の花柱が合一して1個に見える。子房を爪の先で少しこじ開けて柱頭のまとまりを緩めて、柱頭の付け根が複数に分れている様子を写した。 |
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画像5 果実は4つに分離して斜めに開く。 長さ3mミリほどの卵形で、各分離果には種子が2〜3個入っている。
(撮影:2005.1.15 綾町) |
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画像6 裂けた果皮の表面にも腺点が見えるが、種子は褐色で長さ1.2ミリほど、中央部のふくらみが少ない楕円形だが形は変化の幅も多く、表面は粒状突起に覆われている。(撮影:2005.1.15 綾町) |
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画像7 葉は2〜3回3出羽状複葉で、薄く柔らかい鋸歯のない小葉の大きさ、形はかなり変化が多い。小葉は微風にも揺れる。 |
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画像8 葉裏は淡緑白色で、日に透かしてみると多くの腺点が見える。
(画像5、6以外の全部撮影:2005.11.27 綾町) |
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画像9 小葉の裏面、先は少し凹んでおり、全体に散らばった腺点が見える。 |
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画像10 多少ごつごつした感じの茎は細く円柱状で無毛、真っ直ぐに伸びて上方で分枝する。 |