FILE NO 290 宮崎と周辺の植物
ムラサキサギゴケ Mazus miquelii Makino
紫鷺苔 ゴマノハグサ科
撮影日 2003.4.22.
撮影場所 高原町

 白花品をサギゴケ、サギシバというが、色の他は大きな違いはない。  トキワハゼと良く似ているので間違えられやすいが、トキワハゼは走出枝を出さない、花期が春から秋まで長いことなどで見分けられる。
畑に沿った農道の脇に群生しているムラサキサギゴケ。
茎は高さ10cmほどになり、走出枝を出す。 花はまばらな総状花序となって数個つき、萼は5中裂。
花冠は2唇形、上唇は短かいが下唇は大きくて3裂し、横に広がる。 下唇には黄褐色の隆起する班紋がありこん棒状の毛が生える。
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