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310 |
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ナガエコミカンソウ
(ブラジルコミカンソウ) |
Phyllanthus tenellus Roxb. |
長柄小蜜柑草 |
トウダイグサ科 |
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ナガエコミカンソウは別名ブラジルコミカンソウの名もあるように帰化植物だが、原産はブラジルとはほど遠いアフリカからインド洋となっている。
ナガエはそのとおり、コミカンソウ属のヒメミカンソウやコミカンソウに比べて果実の柄が長いことによるが、20年ほど前に国内で確認されて、いろんな名前の変遷後現在の名前に整理されている。
宮崎では、荒木徳蔵氏によって1997年帰化が確認されているが、案外と人家の塀の脇などで見られる。
しかしながら雑草等と一緒に引き抜かれるせいか、次の年には同じ場所で見られないことが多く、宮崎では移動を繰り返しながら少しずつ増えているような気がする。 |
人家周辺の舗装道脇で、長い柄の果実と、花のついた株。 |
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葉は互生して広卵形、長さ1cmほどで先は尖る。 |
茎はまっすぐに伸びて枝がまばらに横に出る。 |
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果実は直径3mmほどの球形となる。 |
秋、葉腋の短い柄の先に果実の径より小さな淡黄色の花をつける。 |
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茎、葉は無毛、互生した葉は対生のように見える |
簡易舗装の道路と塀の境に根を張った株。 |
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