FILE
NO
61
ネムノキ
Albizia julibrissin durazz.
合歓木
マメ科
撮影日
203.6.25
撮影場所
高岡町
ネムノキは暑い盛りの夏、暑い夏を喜ぶように生き生きと咲き誇り、その花期の長いことにも驚く。
1ヶ月近くは平気で咲いているが、多くの小花が入れ替わり立ち替わり咲き続けるからで、その生命力の強さに驚くと同時にその優美な花も興味深い。
細いオシベの淡紅色も樹によって、濃いものから薄いものまで変化が多くまた咲き初めてからの時間によってもさまざまに変わる。
葉の様子と太陽に向かって咲く花。
小川の堤防、手入れされなくなった藪のネム。
近づいてみると花は10から20個の小さな花が集まっており、それぞれの小さな花に10本以上のオシベが淡紅色を帯びるので、200本近いオシベが集まって、遠くから見ても美しい。
小さな花の拡大したもの、ガクと花冠、18本のオシベと1本のメシベが見える。
ありふれたネムノキの風景、見上げながら何時も通る道の脇の花。