FILE NO 271 宮崎と周辺の植物
ツクシコウモリソウ Cacalia nipponica  Miq. 
筑紫蝙蝠草 キク科
撮影日 2002.9.12
撮影場所 小林市

  ツクシコウモリソウは九州に自生するコウモリソウで、宮崎県では西部と北部の山の木陰に生育している。
  登山道の脇などで比較的容易に見ることができる。
特徴のある葉の形で、蝙蝠の連想は頷ける。
茎頂に円錐花序状に数個の花をつける。 頭花は12〜14個からなる。
花柱は2裂、開花時に反り返ってリング状になる。 総苞片は7〜8個で1列。
葉は4〜5cmほどの柄があり、腎形で5浅裂し先が尾状に長く伸びる。 花序、 花柄、総苞
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