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画像2 樹形。高さ15m以上はありそうで、均整の取れた
姿に自然風景を構成する風格が感じられる。撮影:(2005.5.21) |
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画像3 この年は裏年なのか花つきも悪かった。遠くから見ると
丸くこんもりとした姿に1つの森を感じる。 撮影:(2005.5.21) |
(参考)幕末弘化2年の賀来飛霞の記録、高千穂採薬記には、宮崎県の東臼杵郡神門(現在の美郷町南郷区神門)に七葉樹があったと記録されているが詳細な場所等の記載はない。 |
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画像4 派手な神輿を思わせるような、豪壮な円錐花序を真っ直ぐ上に立ち上げる。花は雌雄同株で、花序上部にオバナ、下部にメバナがつく。
4個の花弁には淡紅色の斑がある。
撮影:(.200.4.5.2) |
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画像5 終期の花で、花序側枝の花は殆ど落ちて、先端部の花だけが残っている。花序の側枝1個には8個ほどの花がつくので、花序全体では相当数の花がつく。 撮影:(2005.5.21)) |
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画像6 雄花。オシベは7個、メシバは退化して見えにくい。花の径約1cm。 撮影:(2006.5.20) |
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画像7 両性花。長さ9ミリほど7個のオシベと1個のメシベが見える。 撮影:(2006.5.20) |
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画像8 ガクは無毛で5裂するが、裂片の長さは一定しない。撮影:(2005.5.21) |
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画像9 環状模様の枝には葉柄痕が残り、新しい葉柄には赤褐色の軟毛が少し残ってる。
撮影:(2005.5.21) |
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画像10 対生する葉は、20cm以上ある柄の先に掌状複葉となり、
7葉樹と言われるように特徴のある葉を大きく張り出す。撮影:(2005.5.21) |
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画像11 小葉は5〜9個、真ん中から段々小さくなり、幅は先が最も広い。撮影:(2005.5.21) |
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画像12 下面はやや白みを帯びて平行した側脈が目だつ。 撮影:(2006.5.20) |
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画像13 小葉の基部は楔状に細まり柄はない。
撮影:(2006.5.20) |
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画像14 葉縁には小さな鋸歯があるが、先は尖らない。 撮影:(2005.5.21) |
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画像15 今年枝は、はじめ赤渇色の軟毛があるが後で無毛になる。対生する葉柄は太さが不同。
撮影:(2006.5.20) |
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画像16 苔むした樹皮。(樹齢は100年は越していると思われる。) 撮影:(2005.5.21) |
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画像17 果実は刮ハで直径4cm前後、表面に小さな突起があり、果序に数個だけつく。
撮影:(2005.8.27) |
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画像18 落下してかなり時間が経った刮ハ。
多数の丸い斑紋は突起が取れた跡。
撮影:(2004.10.17) |
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画像19 種子はクリに似て下半分がへそとなる。
この種子は横幅3.5cmほど。撮影:(2004.10.17) |
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画像20 熟した種子を割ると、中はクリのような澱粉質が詰まっている。撮影:(2004.10.17) |