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NO |
369 |
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ハルジオン
(ハルジョオン) |
Erigeron philadelphicus L. |
春紫苑 |
キク科 |
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最近、目立って増えてきたような気がする。
これまでは、、この時期、道端で見られるのは殆どがこのヒメジョオンばかりで、ハルジオンは何処ででも見られるものではなかった。
最近は何故か、宮崎市から西に向かう国道脇に、かなりの範囲で見られるようになり、5月中旬、この花に場所を空けろと促すようにヒメジョオンが咲き始める。 |
種子も発芽するが、根が横に伸びて不定芽を出しながら増える多年草。 |
大正中頃、北米から渡来 |
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頭花は散房状になってつき、花は上を向くが、蕾の時は茎ごと下向きにうなだれている。 |
全体に軟毛があり、葉の鋸歯は目立たない。花はごく薄い紅色で、葉の基部は茎を抱く。 |
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蕾の時は特に淡紅色が強い。 |
ヒメジョオンの倍近い多くの舌状花が並ぶ。 |
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茎葉の基部は茎を抱くように耳状に広がる。 |
茎葉を外してみると茎を抱いているのがよく分かる。 |
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総苞片は、3列。舌状花には冠毛がある。 |
葉の裏面 |
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茎は中空で、よく似たヒメジョオンとはちがう。 |
左が舌状花(冠毛が見える)、右が筒状花(長い冠毛が見える) |
大正の中頃、観賞用として北アメリカから持ち込まれたが、その後東京の植物園から逸出して害草化し、関東、関西等
段々と各地に広がるようになったようで、宮崎県では最近になって、かなり増えてきているような気がする。 |
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